前日眠れなかった日ほど、イライラして眠れない?

あなたは、

「前日眠れなかった日ほど、翌日眠れない。」

なんてお悩みはお持ちではないですか?

眠れないと精神的にイライラして昂ぶってしまい、その当日も眠気すらも出ずに朝まで過ごす…。

というのはお辛いですよね。

当院にも、

「1週間ほど連続して眠れる日が出てきたと思ったら、1度眠れない日があるとその後の数日また眠れなくなる」

というお悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。

 

精神生理性不眠症と言われているものだったり、精神薬・睡眠薬の影響で精神的に不安定になっていたり、色々な原因が考えられます。

この、「眠れない日が続くと、イライラして昂ぶる」という状態は、東洋思想の陰陽の考え方に照らし合わせて考える事が出来ます。

陰陽とは東洋思想独特の考え方で、世の中にあるものを日中と夜中、男性と女性のように相反する2つに分けて考えるというものです。

性格でも明るい人を「陽気」、暗めの人を「陰気」と言ったりしますよね。

陰陽は相反するものですが、どちらか一方だけでは存在する事が出来ません。

また、「どちらか一方が弱くなると、もう一方が強くなる。」

という性質も持っています。

睡眠と覚醒も、陰陽に分けて考える事が出来ます。

 

睡眠=陰

覚醒=陽

 

です。

陰を補うべき睡眠をしっかり取れないと、陰陽のバランスが崩れ、陽である覚醒がより強くなってしまいます。

「眠れないとイライラして覚醒が強まってしまい、より眠れなくなる」

とは、

「陰が弱まる事で陽が亢進してしまい、より陰が弱まってしまう」

と言い換える事が出来ます。

この弱まってしまった陰を補い、強くなり過ぎた陽を抑える事で、陰陽のバランスを整える事が必要になっていきます。

陰が少ない人の特徴として、のぼせやすい・微熱っぽい、喉や喉が乾きやすく乾燥肌、便秘がち、暑くないのに寝汗をかくなどがあります。

陽が強い人の特徴は、イライラしやすい、せっかち、喉の乾きや充血、上半身が熱い、口内炎や歯槽膿漏が出来やすい、お風呂やサウナなどの熱い所が苦手などがあります。

生活の中で陰を補うには睡眠を取る事が一番ですが、それが出来ない時は他の方法で陰を補うか、陽を抑える必要があります。

 

陰を補う3つの方法

  • 陰を補う食べ物を摂る
  • お酒や刺激物の飲食を控える
  • どうしても辛い時だけ、横になって身体を休める

 

陽を抑える3つの方法

  • 陽を抑える食べ物を摂る
  • 森林や海などの、自然に触れる
  • ヨガ・瞑想など、自分に合ったリラックス法を行う

 

陰を補う食べ物…やまいも、れんこん、オクラ、梅、柿、なし、バナナ、黒豆、緑豆、イカ、タコ、豚足、豚肉、手羽先など

陽を抑える食材…きゅうり、セロリ、ごぼう、大根、冬瓜、なす、もやし、柿、梨、バナナ、大豆、あさり、イカ、牡蠣、こんぶ、たこ、シジミ、のり、ホタテ、わかめなど

 

これに、漢方や鍼灸や自律神経を整える整体などを組み合わせる事で、陰陽のバランスを整える事を助ける事ができます。

また、陰が回復してくれば陽も抑えられ、陽が抑えられてくれば陰も回復していきます。

陰陽のバランスが大きく崩れている場合、最初は変化が見えづらいかもしれませんが、人間の身体は季節の巡りと同じように一進一退を繰り返しながらゆっくりと変わっていくもの。

眠れない日を数えるよりも、眠れた日を数える事が大切です。

焦らずゆっくりと整えていっていただければと思います。

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