この離脱症状、いつまで?

あなたは、

「薬はやめられたのに、離脱症状がなかなか抜けない。」

といったお悩みはありませんか?

命がけで薬をやめたのに、どうして辛いままなの?と思いますよね。

今の症状が離脱によるものかどうかもわからず、信じられないかもしれません。

離脱症状は、たとえお薬をやめた後でも、数年続く事があります。

薬の成分が体内の脂肪に蓄積されて起きている場合もありますし、薬の影響で神経が常に昂ぶった状態のまま中々落ち着かないからという理由も考えられます。

薬の影響が脳に与える影響を、以前のブログでもお伝えしております。

なぜ睡眠薬は身体に良くないと言われているのか?

 

一概には言えませんが、こういった症状は、薬を飲んでいた期間に比例して長くなる傾向にあります。

 

離脱症状で、良くみられるもの
・イライラしやすい

・興奮しやすい

・不安感が強くなる

・精神的、肉体的にも緊張しやすくなる

・パニック発作

・見知らぬ人や場所に恐怖や不安を感じやすくなる

・抑うつ

・集中力の低下

・頭がすっきりせずにぼーっとする

・思考力の低下

 

・睡眠障害

・震え

・暑くないのに汗が出る

・のぼせ

・冷え

・動悸

・めまい

・耳鳴り

・全身のコリ

・痛み

・痺れ

・痙攣

・胃のむかつき

・腹痛

・便秘

・下痢

・光、音、匂いなどの刺激に敏感になる

・味覚異常

・月経不順

 

命がけで減薬・断薬したにも関わらず、離脱症状が続いているとなると「私は、一体いつまで耐えればいいの…?」と辛くなってくると思います。

症状の強さにも波があって、楽になったと思ったらまた辛くなったりします。

自分自身や周りの人間や医療関係者に当たってしまう事もあると思います。

孤独を感じ、暗い気持ちになる事もあると思います。

 

でも、忘れてはいけないことは、「今の状態は、いつか必ず終わりを迎える。」ということ。

離脱症状は、落ち着いている時期と強く出ている時が交互にやってきますが、少しずつ、落ち着いている時期が長くなって、強く出ている時期が短くなっていきます。

今はまだ暗闇にいるかもしれません。

ですが、時間が経てば、少しずつ自分に変化が起きている事が自覚出来るようになってくると思います。

周りから顔色や表情が変わったと指摘されたり、自分自身でも良い変化が起きている事に気づくはずです。

表面上はまだまだ辛い症状が続いていますが、あなたの身体の中では、確実に良い変化が生まれています。

それが自覚として現れるのは、1ヶ月後なのか半年後なのか数年後なのか…誰にも分かりませんが、今の状態はこの先一生続くという事はないのです。

それに、「あれだけ辛かったのに、頑張って薬をやめられたんだし。」と思えれば、気持ちとしても軽くなるはずです。

以前はあったけど、今はなくなっている症状も、一つか二つは見つかるはずです。

今はまだ辛いかもしれませんが、なるべく規則正しい生活をしたり、体に良い食事をしたり、マッサージや鍼やヨガなどの身体のケアをして、メンタルとフィジカルの両方を少しずつ整えていってみてください。

 

 

「体調が良くなったら…」は一旦後回し

 

体調が元に戻ったら、

 

  • したい事、好きな事をする
  • 仕事をする
  • どうして薬を飲み始めたのかを考える
  • 以前の自分に戻らないためにはどうしたら良いのか?と考える

 

など、色々としたい事やしなくてはいけない事が出てくると思います。

正直、それはそれで辛いと感じる事も多いはずです。

でも、今はまだあなたはそこまで考える必要はありません。

目標を持ってそれを支えに頑張るというのも大切な事ですが、もしそれをしてあなたがお辛いようであれば、一旦脇に置いておいて大丈夫です。

まずは、1日1日を乗り切る事に集中してみてください。

応援しています。

 

 

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