添付文書を読んでみよう

あなたは、体調を崩してクリニックでお薬を処方された時、その薬がどういった効果があるか、主治医から説明を受けると思います。

「これは不安を減らすお薬です。」
「これは免疫力を上げるお薬です。」
「これはうつ病に効くお薬です。」

など、簡単な説明を受けて処方されると思います。

その後、薬局からお薬と一緒に説明文を渡されると思いますが、それ以外にも製薬会社が公的に発表している添付文書というものがあります。ここにあなたのお薬がどういったものなのかのより細かい説明が書かれています。

この添付文書は『あなたが飲んでいる薬名 添付文書』を打つだけでインターネットでPDF形式で簡単に見ることができます。
例えば睡眠導入剤としてしょっちゅう処方されている「マイスリー」というお薬があります。薬品名をゾルピデムと言います。

「眠れない」と言ったら、内科でもこのお薬をすぐに処方してくれます。導入剤という名前もあって、そこまで抵抗なく飲まれている方も多く、副作用も少ないと思われている傾向がありますが、マイスリーの添付文書を見ると、重大な副作用の一番最初に依存症・離脱症状と書かれていたりします。
投与を中止したことによる反跳性不眠や離脱症状が0.1〜5%未満出ると書かれています。1000人から20人に1人未満の割合に依存症や離脱(禁断)症状が出ます。

その他、精神症状、意識障害、一過性前行性健忘、もうろう状態、呼吸抑制などが続きます。

薬の種類によっては、肝機能障害や自殺念慮などの記載があるものもあります。

現代社会では、寝つきが悪いと言うと必ずと言って良いほど睡眠薬や睡眠導入剤が処方されますが、その薬の効果や副作用について主治医から説明を受けたという人は稀ですし、添付文書はなかなか目に触れる機会がありません。

この添付文書を読んで、あなたにとってリスクとベネフィットどちらが大きいかは、あなたの判断になると思います。

医師とは言え、経営面で処方してしまうことはどうしたってあると言えますし、日本は睡眠薬や抗精神病薬の世界シェアが2位というのも、処方が多くなる背景にあると思います。

主治医や臨床心理士から、「この薬は副作用が少ないから」と言われて飲むケースがほとんどですので、その「少ない」という言葉をどう捉えるかの判断材料にしたらいいのかなと思います。

 

情報がたくさんある時代だからこそ、知識を身につけて「じゃあそれで自分はどうするか?」を一人一人が責任持って考えていければなと思います。

 

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