睡眠がもたらす、3つの意外な効果

最近、睡眠に関する番組や書籍を目にする機会が増えてきたように感じます。
先日も、NHKで睡眠の効果を科学的に検証している番組を拝見いたしました。
ご覧になった方もいるかもしれませんね。

 

私たち動物が何故眠るのかや睡眠のメカニズムはまだ分かっていない部分が多くありますが、睡眠を摂る事でどんな事が起きているのかは、少しずつ分かってきています。

身体の疲れを癒すだけが睡眠を取る目的ではなくて、睡眠の意外な効果としては、他にもこんなものがあります。

 

  1. 体型の維持(肥満予防)
  2. 記憶の定着
  3. 脳の老廃物の除去(認知症予防)

 

睡眠を摂る事で食欲を抑えるホルモンを分泌したり、覚えた事や行なった運動なども、直後に睡眠を摂ったかどうかでその後の成績が変わってくる事が科学的にも証明されるようになってきました。

体型が気になり始めたら、ダイエットのプログラムに睡眠を取り入れるべきだし、試験の前日は徹夜して勉強をせずに、睡眠を摂った方が試験の成績は良いみたいです。

また、認知症やアルツハイマーの原因物質と言われているタンパク質は、睡眠中にのみ除去されるようです。慢性的な睡眠不足の人は、相対的に認知症を発症するリスクが上がっていきます。

 

睡眠のリズムが崩れてしまった場合…

 

当院は入眠困難や中途覚醒など、睡眠を上手く取れない方へ施術を行う治療院ですが、来院される方のお悩みの中に、「睡眠をおろそかにする生活をしていたら、徐々に睡眠の質が下がってしまった。」という方もいらっしゃいます。

一度睡眠のリズムが崩れると、睡眠の質が下がってしまう為、「睡眠は大事だからたくさん寝よう!」と思って睡眠時間をたくさん確保したとしても、すっきりとした目覚めを迎える事が難しくなってしまいます。

お仕事や勉強など、忙しくなってくるとどうしても削られてしまうのが睡眠時間ですが、睡眠の効果を見直して、睡眠の質が下がる前に「睡眠を取りに行く」といった姿勢で毎日を過ごすのも良いかもしれません。

 

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